このマニュアルで分かること
- ✓Webで作ったロジックを、225UI に載せて動かす手順
- ✓読み込みで「NG」が出たときの直し方
- ✓サインが出ないときに見る4か所
- ✓止め方と、終わりにやること
1日の流れ
やることは5つだけです。毎日同じ順番で進めます。
サインの出し方を変えたいときは、Excelを触らずWebでロジックを作り直します。 検証したとおりに動かすための決まりです。
最初の1回だけやる設定
225UI を開くと「初期設定シート」があります。ここに手順が並んでいます。上から順に済ませてください。
| やること | 場所 | 中身 |
|---|---|---|
| Excelのマクロを有効にする | Excelの設定 | これをしないと何も動きません |
| MarketSpeedⅡ を入れる | 楽天証券 | 取引の土台です |
| 楽天RSS のアドインを追加する | Excelの設定 | 株価と注文の通り道です |
| 「発注機能」アイコンの番号 | 初期設定シート H11 | 楽天RSS の画面で F10 か ALT を押すと番号が出ます。その番号を入れます |
| MarketSpeedⅡ の起動を自動にする | UIAutoMKS4 | 使わなくても手動で動かせます |
| 「発注可」に自動で変える時刻 | 初期設定シート H20・I20・J20 | 時・分・秒。既定は 8:40:10 |
| 「動作開始」する時刻 | 初期設定シート H21・I21・J21 | 時・分・秒。既定は 8:36:10 |
自動で始めたくないときは、秒の欄に「OFF」と入れてください。 その日は自分で START を押して始めます。
ロジックを載せる
Web(sys225)でロジックを作り、「Excelに載せる」でJSONを書き出します。そのJSONを Excel の「私のルール」シートに貼ります。
| 手順 | 場所 | すること |
|---|---|---|
| 1 | 「私のルール」シート A12(色の付いた広い枠) | JSONを貼り付ける |
| 2 | 「ルールを読み込む」ボタン | 押す |
| 3 | B10(読み込みの結果) | 緑で「OK 読み込みました」と出れば成功 |
色が付いているセルが、触ってよい場所です。 「私のルール」シートでは A12(ルールを貼る)・B14(サインを出すか)・B25(いつ建てるか)の3か所だけです。
読み込むと、作品名・足種・検証期間・成績が下に並びます。Web で検証したものと同じ内容が出ているかを、ここで確かめてください。
並ぶ成績はWeb側の決済条件で計算したものです。Excel側の決済設定(利食い幅・LC幅)では変わります。
「NG」が出たときの直し方
B10 に赤字で NG が出たら、Excel は検証どおりに動けない状態です。中身は4種類あります。
| 出る文 | 意味 | 直し方 |
|---|---|---|
| 起点時刻が入っていません | Excelは決まった時刻からN本目でしか建てない設定なのに、ルールに起点時刻が無い | B25 を「いつでも建てる」に変えて、もう一度読み込む。 総当たりモードで作ったロジックは起点時刻を使わないので、これでそのまま動きます。Web側で作り直す必要はありません |
| Excel側は「いつでも建てる」ですが、ルールに起点時刻が入っています | 上の逆 | B25 を「起点時刻を使う」に変えるか、Webで起点時刻を外して検証し直す |
| 足種が食い違います | Webで15分足として検証したルールを、Excelが5分足で動かそうとしている | Excelの足種(225UI の「足種①」)を検証した足に合わせるか、Webで作り直す |
| 足種が多すぎます | 3種類以上の足を使っている | Excelで使えるのは2種類まで。Webで作り直す |
NGのときは止めているのではなく、検証どおりには動けないという意味です。直してから START を押してください。
動かす前に、この1行を見る
225UI の画面、STARTボタンのすぐ下・チャートのすぐ上に、いまの状態が1行で出ます。
| 出ている文 | 意味 | すること |
|---|---|---|
| ▶ 売買できる状態です | 準備ができています | STARTを押す |
| ■ サインを出しません | 「私のルール」B14 が「止める」 | B14 を「私のルール」に変える |
| ■ 1秒ループが止まっています | システムが動いていない | STARTを押す |
| ■ ルールを読み込んでいません | ロジックが入っていない | A12 に貼って「ルールを読み込む」 |
| ■ ルールが読み込めていません | NGで断られている | B10 の赤い文を読む(前の章) |
| ■ いまは新規注文を出す時間帯ではありません | 取引時間の外です | 時間帯は 225UI の「市場スケジュール」で決まります |
「▶ 売買できる状態です」になってから START を押す。 これだけで、動かしたつもりで動いていなかった、が無くなります。
サインが出ないときに見る4か所
それでもサインが出ないときは、「私のルール」シートで上から順に見ます。
| 見る場所 | 出ていてほしい値 | ちがうときの意味 |
|---|---|---|
| B14 サインを出すか | 私のルール | 「止める」だとサインは1回も出ません |
| B18 ようす | 毎分「計算しました(◯本/…)」 | 別の文で止まっていれば、そこから先へ進んでいません |
| B17 最後に計算した足 | 数字が増えていく | 止まっていたら、その時刻から計算が止まっています |
| B10 読み込みの結果 | OK | NGなら前の章へ |
チャートに丸が出ていても、動いている証拠にはなりません。 「チャートに描く」ボタンは B14 も 1秒ループも見ずに丸を描きます。止めたままでも丸は出ます。
ボタンを押したときに出る画面に「※いまは売買のサインは出ません」と書かれていたら、動いていません。
ロジックによっては、1日に1回も条件が成立しないことがあります。「1区切りの中で建てる回数」(B20)と「1日の区切り」(B21)も合わせてご覧ください。
「私のルール」シートの見方
| セル | 名前 | 意味 |
|---|---|---|
| A12 | ルールを貼る所 | Webで書き出したJSONを貼る。触ってよい |
| B2〜B8 | 作品名・足種・検証期間・成績 | 読み込むと自動で入る |
| B10 | 読み込みの結果 | OK(緑)/NG(赤) |
| B14 | サインを出すか | 私のルール/止める。触ってよい |
| B15 | サイン | 1=買い/−1=売り/0=なし |
| B16 | 発注ID | サインが出るたびに1つ増えます |
| B17 | 最後に計算した足 | 足が進むと増えます |
| B18 | ようす | いま何をしているか |
| B20 | 1区切りの中で建てる回数 | 1回だけ/◯回まで/何度でも |
| B21 | 1日の区切り | VWAP・ピボット・寄りレンジの計算がこの区切りで変わります |
| B24 | 起点時刻 | 使う/使わない |
| B25 | いつ建てるか | 起点時刻を使う/いつでも建てる。触ってよい |
- ルールを読み込む
- A12 のJSONを読んで、サイン判定に使います。ここを押さないと反映されません。
- サインを試す
- いまのルールで、直近の足にサインが出るかを文字で見せます。売買はしません。
- チャートに描く
- 過去の足に丸印を描き直します。見た目だけで、売買には影響しません。
止め方・終わり方
| やりたいこと | すること |
|---|---|
| 今日はもう建てたくない | 「私のルール」B14 を「止める」にする(1秒ループは止まりません) |
| システムを止める | 225UI の [Stop] を押す |
| 建玉を手で返済する | 225UI の [手動返済] を押す |
| Excelを閉じる | [システム終了] を押してから閉じる |
止めても建玉は残ります。返済まで済ませてから終わってください。
次の日に開いたとき
Excelを閉じて開き直すと、Excelの中では「ルールをまだ読み込んでいない」状態に戻ります。START を押せば、貼ってあるルールを自動で読み直し、チャートの丸印も描き直します。
開いた直後は、前の日の丸印が残って見えることがあります。START を押せば正しい位置に描き直されます。 すぐ確かめたいときは「チャートに描く」を押してください。
まとめ
- 1色の付いたセルだけ触る(A12・B14・B25)。ほかは読み込むと自動で入ります。
- 2START の前に、チャートの上の1行を見る。「▶ 売買できる状態です」なら準備完了。
- 3NGが出たら、まず B25 を「いつでも建てる」に。 総当たりモードのロジックは、これで動きます。
- 4丸が出ていても動いている証拠にはなりません。 B14 と 1秒ループを見てください。
- 5サインの出し方を変えたいときは、Webで作り直す。 Excelは触りません。
いちばん多い詰まりは「動かしたのにサインが出ない」でした。その原因はほぼ B14 が「止める」のままか、B25 が「起点時刻を使う」のままのどちらかです。チャートの上の1行を見る習慣をつけていただければ、ここで止まりません。